驚異の”爆速ドリブラー”に頼ってる場合じゃない リヴァプール主将「彼1人に頼れるわけじゃ……」

バーンリー戦でも右サイドを軽々突破

20日のバーンリー戦は0-2で落としたが、リヴァプールは23日に行われたリーグカップ2回戦バートン・アルビオン戦に5-0で快勝した。開幕戦のアーセナル戦(4-3)、そして今回のバートン戦で違ったのは、やはりFWサディオ・マネの出場だろう。

マネはアーセナル戦でも1人で切り込んで強烈なシュートを決めるなど、チームの勝利に大きく貢献。今回のバートン戦ではゴールこそなかったが、相変わらず切れ味鋭いドリブルで右サイドを崩し、ディボック・オリギの先制点とダニエル・スタリッジの追加点をアシストしている。マネの打開力がチームにとって大きなものになっているのは間違いない。

しかし、リヴァプール主将のジョーダン・ヘンダーソンはマネ1人に頼っているわけにはいかないと他メンバーの奮起を促している。英『Daily Star』によると、ヘンダーソンはマネが特別な選手だと認めたうえで、1人に頼っている場合ではないと27日のトッテナム戦に向けて気を引き締めている。
「アーセナル戦、そして今回と彼が何をできるのか見たね。僕たちはバーンリー戦で彼を欠いていたけど、彼1人に頼れるわけじゃない。僕たちは才能ある優れた選手を抱えているけど、彼は凄い選手だ。僕たちに何か違いを与えてくれる存在だよ」

マネ、コウチーニョ、スタリッジといった面子が万全の状態で揃えば、リヴァプールはどこからでも得点を奪える強力なチームとなるだろう。しかしリーグ戦でトップ4、さらには優勝まで狙うには3人に頼っているわけにもいかない。トッテナム戦で他の選手が奮起できるかは大きなポイントとなりそうだ。

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