試合前日は2時間程度しか眠らず、敗戦後には眠れなくなる 不眠の闘将コンテ「明け方に良いアイディアが……」

あくなき勝利への探究心

チェルシーの指揮官としていよいよ本格的にスタートを切るアントニオ・コンテは、今恐らくほとんど寝ていないだろう。試合前にはほとんど睡眠を取らず、試合のことばかり考えながら夜を過ごすのがコンテのやり方だからだ。

それでコンテはユヴェントス、イタリア代表などで成功を収めてきたわけだが、眠れないほど試合に執着するあたりにコンテが勝てる理由が隠されているのだろう。

英『Daily Mirror』によると、コンテは試合前にほとんど寝ないことを明かすと同時に、試合に負けた後は敗因が気になりすぎて眠れないことも明かした。
「試合前、あまり私は長時間寝ない。2~4時間くらいかな。そして起きると、試合について考えるんだ。時折明け方に戦術面で良いアイディアが思いつくこともある。試合後、勝てば簡単に眠れる。だが、負けると寝るのはとても難しくなる。真夜中に目が覚め、なぜだ?なぜ我々は負けたのか?何が難しくさせたのか?我々の戦術プランは良かったのか、悪かったのか?と考えるんだ」

「EUROではグループステージでアイルランド代表に敗れた。グループステージ突破を決めていたけど、敗れた。私は真夜中に敗因を理解するためにもう1度試合を見たくなった。なぜ負けたのか?とね」

寝ずに戦術を考え、ベストなプランを用意するなど他の指揮官にはなかなか出来ることではない。恐らくは自身初のプレミアリーグ初戦へ向けてほとんど寝ずに戦術を考えているのだろう。今季はいきなりのリーグ優勝も期待されているが、寝ない名将コンテはチェルシーをリーグ制覇へ導けるか。

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