「香川とシャヒンを再獲得したのは間違いではなかった」 ドルトムントCEOは、マンU、レアルでの失敗を擁護

ゲッツェも香川らに続けるか

ドルトムントでブレイクを果たしたドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは、2013年に国内のライバルクラブであるバイエルンへステップアップを果たした。しかしバイエルンでは出場機会を確保することができず、今夏3年ぶりにドルトムントに復帰。古巣で再びスタートを切ることになった。

ドルトムントにとってゲッツェのようなケースは決して珍しくない。2011年にレアル・マドリードへ移籍したものの、負傷などによって満足にプレイできず2013年冬にドルトムントへ戻ってきたMFヌリ・シャヒン、2012年夏にマンチェスター・ユナイテッドに挑戦し、出場機会を得ることができずに2014年夏にドルトムントへ戻ってきた日本代表MF香川真司と、近年のドルトムントは選手が戻ってくるケースが続いている。

印象としては香川もゲッツェも所属先で結果を残せなかった失敗組にも思えるが、ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOはそう考えてはいない。米『ESPN』によると、同CEOはドルトムントに戻ってきたシャヒンや香川について「レアルやマンUのような極めて資本主義のクラブで苦しんだからといって、恥ずべきことではない」とコメント。
また、再びドルトムントに戻ってきたことについては「香川とシャヒンと再獲得したことは間違いではなかったよ。ここを去ったのは間違いだったかもしれないけどね」と語り、ドルトムントに戻ってきてくれたことを喜んでいる。

香川はドルトムントで本来のパフォーマンスを取り戻し、昨季もキーマンとしてチームに大きく貢献している。ゲッツェも同様に復活することが期待されるが、香川の例に続けるか。

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