モウリーニョはポグバとルーニーの関係を解決せねばならない 英メディアは攻撃的すぎることを不安視

中盤の構成が攻撃的すぎるか

マンチェスター・ユナイテッドはユヴェントスMFポール・ポグバの復帰を発表したが、ポグバが加わったことで指揮官ジョゼ・モウリーニョの仕事がより難しくなったとも言えるかもしれない。英『Squawka』は、序盤戦の間にポグバと主将のウェイン・ルーニーの関係性を解決させる必要があると伝えている。

モウリーニョは[4-2-3-1]をメインに戦っており、ルーニーは先日おこなわれたコミュニティシールドのレスター・シティ戦でもトップ下に入っている。ルーニーを下げないのであればポグバはボランチしか入るところがないが、それがあまり上手くいかないのはEURO2016で証明されている。ポグバはユヴェントスで左インサイドハーフの位置で自由を与えられており、攻撃面でも高い位置を取ってプレイしていた。マンUでも同じような役割が期待されるところだ。

また、同メディアは今のマンUにはチェルシーのMFネマニャ・マティッチのような中盤の潰し屋がいないと考えている。マティッチはモウリーニョがチェルシーを率いてリーグ制覇を達成した2014-15シーズンも主力選手として活躍し、相棒のセスク・ファブレガスの分まで守備を頑張っていた。ボランチの位置でポグバを攻撃的に振る舞わせるのであれば、マティッチのように広範囲をカバーしてくれる存在がほしいところだ。
しかしマイケル・キャリック、マルアン・フェライニ、アンデル・エレーラにその仕事は期待できない。モルガン・シュナイデルランならその仕事をこなすことも可能だが、同メディアは中盤の構成が攻撃的になりすぎることを懸念している。

ポグバとルーニーの両方を先発させるのはほとんど決定事項だが、あまりに攻撃的になりすぎる部分を解決させられるのか。モウリーニョは早い段階でベストな解決策を見つける必要がありそうだ。

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