「WHY ALWAYS ME?」の頃とは大違い 今のバロテッリに伊紙「なぜ誰も欲しがらない?」

バロテッリ獲得望むクラブは少なく

現在リヴァプールで戦力外となっているFWマリオ・バロテッリは、代理人のミーノ・ライオラ氏が必死になって受け入れ先を探している状況にある。しかし喜んでバロテッリを獲得しようとするクラブは少なく、受け入れ先はなかなか決まらない。

伊『Gazzetta dello Sport』はこの現状を受け、バロテッリがマンチェスター・シティ在籍時に披露した「WHY ALWAYS ME?」にアレンジを加えて「なぜ誰もバロテッリを欲しがらない?」と見出しをつけ、バロテッリの急降下したキャリアを振り返っている。

バロテッリはインテル在籍時からトラブルは多かったものの、才能を持った選手だと考えられていた。イングランド初挑戦となったマンチェスター・シティではリーグ制覇を決めるセルヒオ・アグエロのゴールをアシストしたり、自身も80試合に出場して30得点を記録。この時はバロテッリを欲しがるクラブも多かった。
バロテッリはその後ミランに戻る決断を下し、ミランの最初のシーズンでは13試合12得点と爆発。このまま化ければとんでもない選手になると期待されていた。

しかしリヴァプールに移籍してから歯車が狂い、才能ある選手からコントロールが効かない厄介な選手と捉えられるようになってしまった。それはバロテッリのコントロールに苦労したロベルト・マンチーニら過去の指揮官が証明しており、今喜んでバロテッリをコントロールしようと名乗り出る者はほとんどいない。

バロテッリがもう1度トップレベルで輝きを放つには1からスタートする必要があるが、その気持ちがバロテッリにあるのか。「WHY ALWAYS ME?」と書いていた頃と比べると注目する人があまりに少なくなってしまった。

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