モウリーニョから怪物FWを奪った男 シャルケSD「モウリーニョが彼を欲しがったのも分かる」

スピード決着でスイス代表FW確保

今夏ズラタン・イブラヒモビッチを前線に加えたマンチェスター・ユナイテッドは、これで最前線を務められる選手がウェイン・ルーニー、マーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャルと複数揃うことになった。これだけの陣容が揃っていれば攻撃陣は十分に思えるが、もう1人加わっている可能性もあったようだ。

それは指揮官ジョゼ・モウリーニョが以前から興味を示していたスイス代表FWブリール・エンボロだ。エンボロは今夏バーゼルからシャルケに移籍することになったが、シャルケのSDに就任したクリスティアン・ハイデルはマンUを含め複数クラブがエンボロに興味を示していたことに危機感を覚え、すぐにエンボロ獲得に動く必要があると感じたと語った。英『Daily Mirror』が伝えている。

「エンボロが優れた選手なのは今に分かったことではない。モウリーニョが喉から手が出るほど彼を欲しがったのも分かる。我々は他クラブがエンボロに興味を示していることが原因で彼を失う可能性があると感じたんだ。だから我々は早く動かなければならなかった。クレメンス・デンニース会長はプライベートジェットを提供してくれたから、我々は13時に出発して5時間後に戻ってきた。我々はその短時間でエンボロと契約したんだ」
エンボロは今夏フランスで開催されたEURO2016でもスイス代表の一員としてプレイしており、その大胆さと恵まれた身体能力に複数のクラブが注目していた。モウリーニョが好むタイプの選手ではあるが、今のマンUの前線を考えるとシャルケに移籍した選択は正しいものだったかもしれない。

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