衝撃! 久保裕也、五輪欠場か? ヤングボーイズが主力負傷の影響で派遣拒否 各国もメンバーの招集に苦戦

初戦は8月4日に迫る

初戦は8月4日に迫る

リオ五輪の欠場が決定的な久保裕也 photo/Getty Images

ヤングボーイズは、リオデジャネイロ・オリンピックに向けた日本代表メンバーに招集されている久保裕也の派遣を拒否した。クラブの公式サイトが伝えている。

ヤングボーイズは26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ予選の1stレグ、シャフタール・ドネツク戦でFWアレクサンダー・ゲルントが左膝を負傷。深刻なケガであることから、久保をリオ移動せずチームに残すことになったという。フレディ・ビッケルSD(スポーツディレクター)は、「ヤングボーイズの利益を守るために我々はこのような決断をしなければならなかった。日本のオリンピックチームに大きく貢献するはずだった久保裕也には申し訳なく思う」とコメントしている。久保は23日に行われた開幕節のザンクト・ガレン戦で今季初ゴールを決め、オリンピックでも活躍が期待されていた。

事前に発表されたバックアップメンバーで、FW登録なのはアルビレックス新潟の鈴木武蔵となっている。だがヤングボーイズの決定について日本サッカー協会も対応をしていく可能性があり、今後の発表が注目される。五輪代表の初戦となるナイジェリア戦は8月4日に迫っている。
オリンピック出場についてクラブ側に選手の派遣義務がないことから、強豪国もメンバーの招集に苦戦していた。五輪の予選大会であるUEFA U-21欧州選手権を優勝したスウェーデンは、52名の選手が招集拒否。U-23世代に豊富なタレントを抱えていたポルトガルも、当初リストアップしていた35名は、クラブからの拒否が相次いでほとんど残らなかった。またアルゼンチンも国内でプレイする選手たちが中心となっている。

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