「グアルディオラは話しすぎる。フットボールはもっとシンプル」 バイエルンFWが元上司を痛烈批判

采配ミスにも不満

采配ミスにも不満

リベリとグアルディオラ photo/Getty Images

バイエルンは今季からジョゼップ・グアルディオラからカルロ・アンチェロッティへと指揮官が代わったが、これに最も喜びを表したのはバイエルンFWフランク・リベリだった。リベリはアンチェロッティの下で再び自由にやれるとコメントし、前指揮官のグアルディオラよりもアンチェロッティの方を好んでいることを明かした。

では、リベリはグアルディオラのどういったところに不満を感じていたのか。スペイン『as』によると、リベリはグアルディオラについて「グアルディオラは若い指揮官で経験が足りていない」とコメントしており、経験の浅さからくる采配ミスにストレスを溜めていたようだ。

リベリが例に出したのは昨季のチャンピオンズリーグ準決勝アトレティコ・マドリード戦だ。バイエルンは相手のサウール・ニゲスのスーパーゴールもあり、3季連続で準決勝敗退の屈辱を味わうことになった。
リベリはこの準決勝について「チャンピオンズリーグの準決勝ではミスは許されない。ミュラーは先発じゃなかったし、ボアテングは負傷から回復しているところで、スタンドから見ているべきだった」とグアルディオラの采配への疑問を口にしている。

この試合では1stレグでFWトーマス・ミュラーがベンチスタートとなり、リベリはこうした判断に疑問を感じていたようだ。また、グアルディオラ独特の哲学についても「彼は話しすぎるんだ。フットボールとはもっとシンプルなものだ」とコメントし、理論的すぎるスタイルに合わなかったことを明かしている。

グアルディオラはこれまでもズラタン・イブラヒモビッチなど数名の選手との関係が崩れてしまったが、バイエルンではリベリが不満を溜めていた。リベリはアンチェロッティのようは指揮官が必要だったと歓迎しているが、自由なアンチェロッティの下で再び復活を果たすのか。

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