現実路線でポルトガルを初優勝へと導いた指揮官「彼らは私の言ったことを信じてくれた」

予選から途中就任でこの快挙

予選から途中就任でこの快挙

決勝点を挙げたエデル photo/Getty Images

ポルトガルのEURO初優勝は指揮官の力といっても過言ではないだろう。

EURO決勝でフランスを下し、初優勝を決めたポルトガル。その立役者はEURO予選途中で就任したフェルナンド・サントス監督だ。クリスティアーノ・ロナウドというスターを生かすため、現実路線へと舵を切り、就任から一度も負けることなく快挙を成し遂げている。試合後、同監督のコメントを米『ESPN』が伝えた。

「我々はチームだと常に言ってきた。考えを隠すつもりはないし、選手たちにはいつも思いを伝えてきたよ。彼らには『才能はあるが、相手より走らないといけないし、戦わないといけないし、集中する必要がある』と話してきた。我々は驚くべきグループだ。彼らは私の言ったことを信じてくれたし、それがこのような結果につながった」
決して美しい戦い方とは言えないが、優勝という結果以上に評価されるものはない。フェルナンド・サントスという智将のもと、ポルトガルは真の強豪国として歩みを始めたのかもしれない。

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