PKが下手になってしまったミュラー「また機会が訪れたときは誰かに譲る」

クラブでも失敗

クラブでも失敗

PKを失敗したミュラー photo/Getty Images

現在、ドイツ代表の数少ない問題点は頼れるPKキッカーがいないことだ。

EURO準々決勝イタリア戦ではPK戦までもつれこんだドイツ。何とか勝利したものの、9人が蹴って3人が失敗するという結果は決して良いとは言えないものだ。特に今大会チームのPKキッカーを務めているエジルは大会2度目の失敗となり、いまだPKを成功させていない。

また、クラブではPKキッカーを務めているトーマス・ミュラーも2番手として登場したが、ブッフォンにセーブされ、PKを失敗させている。クラブで最後にPKを蹴ったUCL準決勝のアトレティコ・マドリード戦でもストップされているため、PKは2回連続で止められたということになる。それについて同選手は以下のようにコメントしている。独『Sport Bild』が伝えた。
「残りの試合で僕がPKを蹴ることはないだろう。自分のPKの技術をもう一度磨いて、メンタル的にも強くならないといけない。次に機会が訪れたときは他の誰かが必要だ」

ボールを全く見ないスタイルでPKを成功させてきたミュラーだが、最近はそのスタイルが世界に知れ渡り、GKが動かないで最後まで待つというケースが増えている。それだけに違うスタイルも織り交ぜながら、ミュラーはPKに臨んだほうがいいのかもしれない。

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