孤独だったコンテ、サポートなく「私のもとには誰もついてくれなかった」

サポートしていれば違った結果も

サポートしていれば違った結果も

イタリア代表を去る photo/Getty Images

イタリア代表を率いるアントニオ・コンテ監督が周囲からのサポートに恵まれていなかったことを明かしている。

2日、ドイツにPK戦の末敗れてイタリア代表の指揮官として最後の試合を終えたコンテ。同監督はイタリアサッカー協会の会長であるカルロ・タベッキオ氏には感謝を示しながらも、メディアやセリエAとは上手くいっていなかったことを話している。米『ESPN』がコメントを伝えた。

「私のもとには誰もついてくれなかったよ。メディアも誰もね。私は常に代表のために戦っていた。自分のためではなくね。正直に言えばサポートされていると感じたことはない。会長は常に私の味方だったが彼だけだ」
また、セリエAとコッパ・イタリアの決勝の日程で揉めた件にも触れ「将来的にもっと代表チームのために時間を使ってくれることを望むよ。コッパ・イタリアの日程をずらしたかったが、無駄な努力だった。チームをよくできるチャンスだったから、選手たちともっといたかったんだ。それが我々の唯一の希望だった」と話している。

コンテ監督とイタリア代表をもっとサポートしていれば、今大会も違った結末になった可能性がある。しかし後悔しても遅く、今夏からコンテはイングランドへと旅立つ。

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