イタリア代表は27日、EURO2016決勝トーナメント1回戦で宿敵であるスペインと対戦した。試合は、ジョルジョ・キエッリーニとグラツィアーノ・ペッレのゴールでスコアを2-0とし、イタリアが見事4年前のリベンジを果たしている。
そんな中、伊『Gazzetta dello Sport』などの複数メディアが、この試合で攻守に渡って勝利に貢献したキエッリーニのコメントを次のように伝えている。
「EURO2008のウィーン、EURO2012のキエフ、コンフェデレーションズカップのフォルタレザで引っかかった小石を、僕たちはやっと取り除くことができた。長い間、僕たちは苦しんできたし、今日の勝利を本当に待ち望んでいたよ。試合をもっと早く決定づける場面はあったけど、僕たちはそれを逃してしまった。そのせいで、最後の15分間は苦しむことになってしまったんだ。でも、僕らの後ろには聖人ブッフォンがいてくれたから、すべてをシャットアウトしてくれたよ」
出場した3試合すべてを無失点に抑えたジャンルイジ・ブッフォン。今後も彼がゴールを割られなければ、イタリアはPK戦以外で負けることはない。今年の1月に38歳の誕生日を迎えたGKの凄さを、改めて思い知らされる今大会となっている。