ディエゴ・マラドーナはいつも自身の可愛い後継者を気にかけている。そして彼は現在アルゼンチン国民を混乱に陥れている“リオネル・メッシ問題”について、自身の感想を述べた。
チリの優勝で幕を閉じたコパ・アメリカ・センテナリオにおいて、アルゼンチン代表は大きな屈辱を味わっている。チームの看板であるメッシがPKを外すと、この天才レフティーはその後、代表からの引退を宣言。またセルヒオ・アグエロやゴンサロ・イグアインといった主力選手もあとに続く可能性があると囁かれており、アルゼンチン国内は騒然としている。そしてもちろんこの男も黙っていられるはずがない。アルゼンチン『La Nacion』がマラドーナ氏のコメントを伝えている。
「私はメッシを独りぼっちにしたくないんだ。彼と話したいね。そして、レオを孤立させた全ての指導者たちと戦うよ。メッシの引退発表によって、アルゼンチンサッカー界に蔓延る全ての問題が覆い隠されてしまう。メッシはアルゼンチン代表としてプレイを続ける必要があるよ。彼はロシアでチャンピオンになるんだ」
以前はメッシを“リーダーとしての素質に欠ける”と話していたマラドーナ。だが、もちろん彼もメッシの左足がどれほどのマジックをもたらすことができるかを知っている。果たしてマラドーナの叫びはメッシに届くのだろうか。アルゼンチン国民にとっても重要なテーマとなるだろう。