中国スーパーリーグの上海上港がゼニトに所属するブラジル代表FWフッキ獲得に近づいているようだ。
フッキといえばかつて東京ヴェルディや川崎フロンターレなどでプレイした経験もあり、日本のサッカーファンには馴染みのある存在だ。そんな同選手が中国移籍間近だと英『Daily Mail』が伝えている。
ゼニトの広報を担当するディミトリ・ジマーマンは「ゼニトと上海上港はフッキの移籍で合意に近づいている。水曜日にはメディカルチェックを通過するだろう」とロシアメディアに話し、移籍の可能性を認めた。
続けて「ゼニトは合計で5800万ユーロを受け取ることになる」と話し、移籍金の額についても明かしている。もしこの移籍が実現すれば、アジアのチームが支払った移籍金でトップとなる。なお、現在の1位は江蘇蘇寧が当時シャフタールに所属していたアレックス・テイシェイラに支払った5000万ユーロだ。
フッキが中国へ行くことになれば、ACLでJリーグのクラブはブラジル代表の猛威にされされる可能性が浮上する。Jリーグファンはもう少しフッキが欧州にとどまることを願っているのかもしれない。