「昔はベルカンプを獲れたのに、今はバーディすら獲得できない」 アーセナルの獲得失敗に英紙も嘆き節

バーディは土壇場で残留

以前のアーセナルはティエリ・アンリやデニス・ベルカンプといった一線級のタレントが揃っていたが、現在の陣容は少々寂しい。サポーターからはもっとクラブに資金を投じてほしいとの意見が出ているが、ここ数年は指揮官のアーセン・ヴェンゲルも度を過ぎた大金を投じようとはしなかった。

そして今回、アーセナルはレスター・シティFWジェイミー・バーディを取り逃がすことになった。一時は獲得が確実と言われていたが、バーディはレスターと契約を延長する運びとなった。この残留劇を嘆いているのが英『Daily Mirror』でジャーナリストを務めるジョン・クロス氏だ。

同氏は以前のプレミアリーグではレスターの選手を取り逃がすなど考えられないことだったとコメントし、時代が変わったことを実感している。
「アーセナルはバーディ獲得に強い自信を抱いていた。彼らはEUROが始まる前にバーディ獲得をまとめようとしていたが、レスターが盛り返してきた。レスターはバーディに残留を求め、新契約を提示して説得したんだ。今週アーセナルの公式Twitterではデニス・ベルカンプ獲得から21年経ったことを祝ったが、今ではバーディすら獲得できないんだ。これは皮肉ではない。フットボールがどう変わったかを表しているよ」

アーセナルはバーディに代わるストライカーを探す必要があり、ここまでストライカー探しは順調に進んでいない。アーセナルサポーターはアンリやベルカンプのような選手を期待しているはずだが、それほど簡単な話でもなくなってきているようだ。

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