[速報COPA22] 遅すぎた初勝利 ウルグアイがジャマイカ相手に意地の勝利

最後に勝ち点3を奪って大会終える

Group_C第3節 ウルグアイ 3-0 ジャマイカ
2016年6月13日 /サンタクララ/ 現地22時キックオフ

どちらも2連敗ですでにグループステージ敗退が決定しているウルグアイとジャマイカの一戦は、それぞれの意地が見えた試合となった。ウルグアイは2試合を消化した時点で得点がわずかに1で、まだFW陣に得点が生まれていない。一方のジャマイカは未だ無得点で、何とか得点を奪って大会を終了させたいところ。そして何より、両チームとも勝ち点0のまま帰るわけにはいかない。

そんなただの消化試合ではなくなった一戦を動かしたのはウルグアイだった。21分、ロデイロのスルーパスに反応したエルナンデスが滑り込みながらゴール上へ決めて先制。ウルグアイにとってはようやく生まれたFWの得点となった。
一方のジャマイカはなかなかペナルティエリア内に侵入できない展開が続いたが、それでもエリア外からヘクター、マックリアリーらがミドルシュートを撃って大会初得点を狙いにいく。しかし、ジャマイカの初得点は非常に不運なものとなってしまった。66分、ウルグアイが左サイドからクロスを入れるとDFのワトソンがまさかのオウンゴール。ウルグアイに決定的な2点目を与えてしまう。

ウルグアイはチームの主軸であるカバーニの得点が欲しいところだが、63分のヘディングシュートはポスト直撃、75分に迎えたGKとの1対1も押し込みきれず、エースに得点が生まれない。その後もウルグアイはカバーニに得点を取らせようと動くが、3点目を奪ったのは途中出場のコルーホだった。

86分、コルーホが相手との競り合いを制すと、そのまま独走して冷静にゴール左隅へシュート。少し集中力が切れていたジャマイカのゴールネットを揺らし、試合を決定づける3点目を奪った。結局カバーニには得点が生まれなかったものの、ウルグアイが盤石の戦いで勝利。最後に勝ち点3を奪って大会を終えた。

[ウルグアイ代表]
監督 オスカル・タバレス

GK
フェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ/トルコ)

DF
マキシ・ペレイラ(ポルト/ポルトガル)
ホセ・マリア・ヒメネス(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ガストン・シルバ(トリノ/イタリア)

MF
アレバロ・リオス(アトラス/メキシコ)
アルバロ・ゴンサレス(アトラス/メキシコ)
カルロス・サンチェス(モンテレイ/メキシコ)
ニコラス・ロデイロ(ボカ・ジュニオルス/アルゼンチン)

FW
アベル・エルナンデス(ハル/イングランド)
エディンソン・カバーニ(PSG/フランス)

交代出場

66分 マティアス・ベシーノ
(OUT カルロス・サンチェス)

74分 ガストン・ラミレス
(OUT アベル・エルナンデス)

81分 マティアス・コルーホ
(OUT アルバロ・ゴンサレス)

[ジャマイカ代表]
監督 ヴィンフリート・シェーファー

GK
アンドレ・ブレイク(フィラデルフィア・ユニオン)

DF
アドリアン・マリアッパ(クリスタル・パレス/イングランド)
ウェス・モーガン(レスター・シティ/イングランド)
ジャーメイン・テイラー(ポートランド・ティンバース/アメリカ)
ジェヴォーン・ワトソン(ニューイングランド・レボリューション/アメリカ)

MF
マイケル・ヘクター(レディング/イングランド)
リー・ウィリアムソン(ブラックバーン/イングランド)
ギャラス・マックリアリー(レディング/イングランド)
ジョエル・マカナフ(レイトン・オリエント/イングランド)

FW
クライトン・ドナルドソン(バーミンガム/イングランド)
ジャイルズ・バーンズ(ヒューストン・ダイナモ/アメリカ)

交代出場

69分 ロドルフ・オースティン
(OUT リー・ウィリアムソン)

73分 デバー・オーギル
(OUT ガラス・マックリアリー)

80分 マイケル・ビンス
(OUT ジョビ・マカヌフ)

※所属チームは、2015/16シーズンです。

[得点]
ウルグアイ:アベル・エルナンデス(21)、OG(66)、コルーホ(86)

ジャマイカ:

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