なぜケインにコーナーキックを蹴らせるのか 188cmのFWに担当させた判断に疑問の声

ケインほどの体格なら中で合わせる側に回るべきか

11日にEURO2016グループB初戦でロシア代表と対戦したイングランド代表は、終盤にまさかの同点弾を許して1-1のドローで大会をスタートさせることとなった。大事な初戦で逃げ切りに失敗したことや、迫力を欠いた攻撃などサポーターが不満に思う部分は多いだろう。

そんな不満材料の1つが、イングランドのコーナーキックだ。この試合ではなぜかFWハリー・ケインがコーナーキックを担当しており、前半だけで6本ものコーナーキックを蹴っている。英『Daily Mail』もケインがコーナーキックを蹴っていることに疑問を持ったようで、なぜケインがキッカーなのかと不思議そうに伝えている。

ケインはセットプレイも担当できる高精度のキックを持っているが、この試合でのコーナーキックはほとんど効果がなかった。同メディアも惜しかったのはクリス・スモーリングがヘディングで合わせた場面だけだったと厳しい評価を下しており、デイビッド・ベッカムのような路線を目指すべきではないとケインがコーナーキックを担当することに納得していない。
何よりケインはストライカーであり、188cmとサイズもある。だからこそコーナーキックを担当することは非常にもったいない判断で、代表監督のロイ・ホジソンに批判が集まっている。

キック精度なら中盤から何度もサイドへロングボールを送っていたウェイン・ルーニーも担当できたはずだが、なぜケインだったのか。今季トッテナムでは7本しかコーナーキックを蹴っていない男に任せたホジソンの手腕にさっそく疑問の声が上がっている。

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