アーセナルFWオリヴィエ・ジルーは、今季後半戦に入ってから得点が奪えなくなり、サポーターからブーイングを浴びることもあった。数か月間得点を奪えないとなればサポーターが代わりのFW獲得を求めても仕方がないが、ジルーは自身だけの責任ではないと考えている。
英『METRO』によると、ジルーはチーム全体が3月あたりから勢いがストップしてしまうとコメント。それは年明け以降得点を奪うことに苦労した自身だけでなく、19アシストを記録した司令塔メスト・エジルも同じだと主張した。
「どういうわけか、僕たちは3月あたりに沈んでしまうんだ。僕だけじゃないさ。僕たちのベストプレイヤーのエジルだって年明け以降はアシストが減っている。僕の加入した1年目は4位だった。そこから3位、そして今回は2位だ。僕たちは来季最後のステップを踏むためにもっと良くならないとね」
今季エジルは序盤戦からアシストを量産し、ペース的には元アーセナルのティエリ・アンリ氏が記録した20アシストのシーズン記録を超えられると言われていた。しかし最終的には19でストップしてしまい、レジェンドの記録に追いつくことはできなかった。
興味深いのは、ジルーの得点がストップしたことがエジルのアシスト記録更新を妨げたのではないかというInstagramの記事にエジルがイイネを押していることだ。イングランド国内ではエジルの操作ミスなのか、それとも本心なのかと話題になったが、今回のジルーの発言をエジルはどう感じただろうか。