現地時間2日、女子日本代表(なでしこジャパン)は、女子アメリカ代表と国際親善試合を行い、3-3で引き分けた。高倉麻子監督となって初めて迎えた試合は、途中出場した横山久美(AC長野パルセイロ・レディース)が、後半アディショナルタイムに劇的なゴールを決め同点に追いついた。
高倉監督は試合を振り返り「勝つことができた試合でした。選手たちは粘り強く戦って、この短い準備期間でやろうとすることを理解し、よくトライしてくれました。まだまだ修正することがたくさんあります。どのポジションも誰にも与えたつもりはないので、多くの選手に期待しています」と語った。日本サッカー協会公式サイトが伝えている。
完全アウェイの中で戦ったなでしこジャパンは、前半22分までに岩渕真奈(バイエルン・ミュンヘン)と永里優季(FFCフランクフルト)が得点を重ね2点をリードしていた。たが、その後アレックス・モーガンらにゴールを奪われ猛反撃を受けて逆転。最後に同点に追いついたが、高倉監督は修正点が見えたと口にした。
なでしこジャパンは5日、クリーブランドで女子アメリカ代表との第2戦を戦う予定となっている。