本田保有のSVホルン、3部リーグ優勝 最終戦は「ケチャップドバドバ」で5得点と大勝

来季から2部

オーストリア3部・東部レギオナルリーグの最終戦が3日に行われ、本田圭佑が実質オーナーを務めるSVホルンはSKUサンクト・ポールテンと対戦した。首位に立つSVホルンは、来季の2部昇格が決定しているが、3部リーグ優勝を懸けてホームに8位のSKUサンクト・ポールテンを迎えた。

試合は開始早々に動く。3分、ペナルティエリア手前の位置でセットプレイのチャンスを得ると、FWブヤノビッチが送り込んだクロスにDFコブリシェックが頭で合わせて先制ゴールを奪取した。その後、MFザトルとMFラコヴィッツがそれぞれ34分、39分と立て続けに得点を重ねると、さらに前半終了間際にもMFプラニッチが弧を描く狙いすましたシュートを決めて、SVホルンは前半だけで4点差とした。

後半の立ち上がりからMFプラニッチに代わり、コンサドーレ札幌に所属していた榊翔太がピッチに立つ。SVホルンは後半、押し込まれる状況が続くと68分にはセットプレイから失点を許してしまう。だが、すぐさまMFザトルがワンツーから抜けだしてゴールを決め、再びリードを広げた。
試合はそのまま終了し、SVホルンが5-1で勝利を収め、3部リーグ優勝を決めた。本田は「ゴールはケチャップみたいなもの。出ないときは出ないけど、出るときはドバドバ出る」と表現したが、最終戦で5発と大量得点。1失点した場面では課題が見えたものの、得点力を発揮してシーズンを優勝で締めくくった。

[スコア]
SVホルン 5-1 SKUサンクト・ポールテン

[得点者]
SVホルン:コブリシェック(3)、ザトル(34、70)、ラコヴィッツ(39)、プラニッチ(44)
SKUサンクト・ポールテン:シュタルク(68)

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