28日に行われたチャンピオンズリーグ決勝で優勝を決めたのは、レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドのPKだった。PKを決めたあとにユニフォームを脱いで自慢の肉体を披露する姿は2シーズン前の決勝と重なる部分があり、やはりロナウドはスーパースターだった。
今回のPKはPK戦の中で決めたものだったが、ロナウドは過去3回のUCL決勝全てで得点を決めている。2007-08シーズンにはマンチェスター・ユナイテッドの一員としてチェルシーと対戦し、先制点となるヘディングシュートを決めている。その後のPK戦では失敗してしまったものの、チームの優勝に大きく貢献した。
そして2シーズン前の決勝では試合終了間際にPKを蹴り込み、ユニフォームを脱いで自慢の肉体を披露。そして今回も優勝を決めるPKを蹴り込み、同じくユニフォームを脱ぐパフォーマンスを見せた。今季前半戦のロナウドは強豪相手になかなか得点を奪えず、ビッグマッチに弱いと批判されていた。しかし英『Squawka』は3度の決勝全てで主役となっているロナウドがビッグマッチに弱いはずはないと主張しており、"持っている"ところを見せた今回の活躍を賞賛している。
今季前半戦には年齢による衰えを指摘する声もあったが、今ではそんな声もほとんど聞こえてこない。今回の試合では普段見せないような守備に走る姿も披露しており、まだまだチームの主役であることは間違いない。