昨夏に古巣サンプドリアへ復帰した33歳のベテランFWアントニオ・カッサーノは、今季リーグ戦で24試合に出場した。しかし、スタメンで出場したのはわずか14試合とベンチを暖める日々が続き、今季は苦しいシーズンを送ることとなってしまった。
そんなカッサーノが伊『Secolo XIX』のインタビューに応じ、次のように語った。
「僕は毎日ハードな練習をしている。たしかに、ここ2年で力は衰えたかもしれないけど、チームには貢献できていると思うし、僕はまだやれると思っているんだ。それなのに、僕はベンチから多くの試合を見すぎている。これじゃ満足できないよ」
「僕は早くても引退を34歳になってからと決めているから、まだその時じゃない。来季について考えるけど、サンプドリアに残りたいと思っているよ」
サンプドリアに対して出場機会に不満を持ちつつも、残留したいと明かしたカッサーノ。同クラブの上層部との確執が噂されるが、来季も同クラブでプレイすることとなるのだろうか。