セリエAを盛り上げたアルゼンチン人アタッカーの2人
セリエAの得点記録を塗り替えたイグアインphoto/Getty Images
今季のセリエAを引っ張ったのは、ナポリFWゴンサロ・イグアインとユヴェントスFWパウロ・ディバラのアルゼンチン人選手2人だった。イグアインはリーグ戦36得点を記録し、セリエA最多得点記録を66年ぶりに更新。一方のディバラはユヴェントスで美技を連発し、リオネル・メッシ2世と評判になるほどの活躍を見せた。
どちらの選手も最高のプレイを見せたが、ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGMも今季はナポリで得点を量産したイグアインの方が凄かったと素直に感じている。伊『Corriere dello Sport』によると、同GMはイグアインが見せたプレイは言葉では言い表せないものだと賞賛し、66年ぶりに記録を更新した怪物ストライカーに敬意を表している。
「ユーヴェとナポリの両クラブが2人のアルゼンチン人選手に頼っていたのは確かだ。イグアインが不在のナポリを想像するのは難しい。どちらが優れた選手かは私に聞かないでくれよ。今季イグアインがやったことは言葉では言い表せないものだからね。現在彼は世界最高の選手のクラスに入っている。ディバラはユヴェントスでの1年目に素晴らしい活躍をしたが、立場を固めていかなければならないね。ナポリとのライバル関係はとても愉快なものだよ」
どちらもセリエAを盛り上げる素晴らしい仕事をしたのは事実だが、今回ばかりはイグアインの方が優れていたと言えそうだ。