JFA(日本サッカー協会)は、6月に日本で開催される「キリンカップサッカー2016」に向けた日本代表メンバーを発表した。現在、U-23日本代表としてトゥーロン国際大会に帯同しているサンフレッチェ広島FW浅野拓磨もメンバー入りを果たしている。
指揮官のヴァイッド・ハリルホジッチは、同選手の印象について「彼を初めて見たときに日本国内で一人だけ、一番はやく背後に動き出せる選手だ」と感じたという。
そして、昨年行われた東アジア杯に招集した理由について「大久保嘉人を呼んでいたらチームのパフォーマンスはもっと上がったかもしれない。ただ浅野は将来、A代表に必要となる。2、3年後のことを考えて選んでいる」と明かした。
また現役時代にはFWとしてプレイしたハリルホジッチ監督は、浅野を「日本では数少ないゴールゲッター。大きな大きな伸びしろがある」と評価し、期待を寄せる。現在はU-23代表としてトゥーロン国際大会に参戦しているが、途中離脱してA代表へ合流する予定となっている。