リヴァプールやトッテナムなど走りに注目が集まるシーズンに
走りが注目されたリヴァプールとトッテナムphoto/Getty Images
今季のプレミアリーグはチーム全員で走り続けたレスター・シティ、前線から激しいプレスを仕掛けるスタイルでイングランドを沸かせたトッテナムとリヴァプールなど、走ることに注目が集まるシーズンとなった。レスター所属の日本代表FW岡崎慎司もハードワークすることで自身の価値を高めることに成功し、リーグのトレンドにフィットする存在だった。
では、結局誰が今季のプレミアリーグで最も走ったのか。英『Daily Mail』は1試合あたりの平均走行距離データを基に、最も走った選手を10名紹介した。トッテナムとリヴァプールの選手が複数ランクインすることになったが、1位は意外な選手だった。
10位 セスク・ファブレガス(チェルシー) 11・18Km
9位 ジェームズ・ウォード・プラウズ(サウサンプトン) 11・26Km
8位 ジャック・コーク(スウォンジー) 11・40Km
7位 エリック・ラメラ(トッテナム) 11・42Km
6位 クリスティアン・エリクセン(トッテナム) 11・47Km
5位 ジェームス・マクリーン(WBA) 11・50Km
4位 アダム・ララーナ(リヴァプール) 11・60Km
3位 デル・アリ(トッテナム) 11・81Km
2位 ジェイムズ・ミルナー(リヴァプール) 11・88Km
1位 ダン・ゴスリング(ボーンマス) 11・98Km
最も1試合平均の走行距離が多かったのはボーンマスのゴスリングだった。ボーンマスはチームとしても1試合平117Kmの走行距離を記録しており、こちらも2位トッテナムと3位リヴァプールを抑えてトップだ。順位は16位とそれほど良い成績ではなかったが、彼らも走り続けることで残留を勝ち取った。ちなみに、レスターは110・2Kmで8位と走行距離はそれほど多くない。自陣にブロックを固めているぶん距離は思った以上に伸びなかったのだろう。
それでもレスターが走力を武器にリーグ制覇したのは確かで、来季も走ることが1つのキーワードになるだろう。トッテナムやリヴァプール、レスターを抑えてリーグを制覇するためには労を惜しまず走り続ける必要がありそうだ。