大会への切符をつかむ選手がいる一方で涙を呑む選手もいる。
今週、EURO2016に向けて主要国が続々と代表候補メンバーを発表している。サプライズで初招集となった選手もいれば、まさかの代表落ちでタイトルへの挑戦を諦めなければならないスター選手も現れた。中でもそういった選手が数多く生まれたのがスペイン代表だ。独『Sport Bild』がそんな“代表漏れ”したスペイン人選手たちのベストイレブンを市場価値とともに発表している。
GK:キコ・カシージャ(600万ユーロ)
SB:フアン・ベルナト(1800万ユーロ)、エクトル・ベジェリン(1300万ユーロ)
CB:ハビ・マルティネス(2500万ユーロ)、ラウル・アルビオル(850万ユーロ)
MF:アンデル・エレーラ(2800万ユーロ)、サンティ・カソルラ(2400万ユーロ)、フアン・マタ(3500万ユーロ)、ヘスス・ナバス(2000万ユーロ)
FW:ジエゴ・コスタ(4500万ユーロ)、フェルナンド・トーレス(900万ユーロ)
市場価値は合わせて2億3150万ユーロ(約286億円)のベストイレブンが完成している。スペイン代表はタレントが揃っているため、実績のある選手でも落選するのは致し方ない。しかし、今季結果を残しているトーレスやマタの落選は大きな驚きをもって報じられており、不甲斐ない成績に終われば、ビセンテ・デル・ボスケ監督への批判は集中しそうだ。