便利屋としての仕事を終えたヒディンク「別れはいつだって辛いものだ」

チェルシーに特別な感情があると語る

チェルシーに特別な感情があると語る

チェルシーでの仕事を終えたヒディンクphoto/Getty Images

今回も不振に苦しむチェルシーをシーズン途中から率いるという難しいミッションに挑んだフース・ヒディンクは、何とか10位でフィニッシュした。サポーターにとっては満足できる成績ではないが、終盤戦にかけて徐々に戦えるチームに仕上げていったヒディンクの手腕は評価すべきだろう。

来季からはヒディンクに代わってアントニオ・コンテが率いることになり、今回もヒディンクは便利屋として後任にバトンを渡すことになる。英『Sky Sports』によると、ヒディンクはこれからバカンスに入るようだが、別れを告げるのはいつでも辛いものとコメントしている。

「お別れを言うのはいつだって辛いものだ。私はここで2度働いたし、楽しめたからね。今後の予定?分からないよ。たぶん少し休みを取るだろうね。来季のプレミアリーグが始まっても、直接的に関わることはない。行方は見守っていくつもりだけどね」
今回のヒディンクの仕事も実に地味なものだったが、ヒディンクの頑張りが来季のコンテ体制にもたらす影響は大きいはずだ。一時は降格圏も見えていただけに、10位のフィニッシュでも上々と考えるべきなのかもしれない。

ヒディンクはチェルシーが来季から再び優勝争いに復帰すると考えているようだが、チェルシーは今季苦労した思いを来季に繋げられるか。

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