14日、バルセロナはリーガ・エスパニョーラ第38節でグラナダに3-0で勝利し、2シーズン連続で24度目となる優勝を決めた。この試合でハットトリックと達成したウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、今季40得点を記録し得点王となり、リーガ制覇を成し遂げた。
過去、バルセロナでリーガ制覇と得点王を獲得したのは4人しかおらず、スアレスは5人目の快挙となる。スペイン『MUNDO DEPORTIVO』が伝えている。1948-49シーズンにセサル・ロドリゲス・アルバレス氏がこの記録を初めて達成すると、その後は1993-94シーズンにロマーリオ、2005-06シーズンにサミュエル・エトー、2009-10シーズンと2011-12シーズンにリオネル・メッシが成し遂げていた。
スアレスがリーグ戦で得点王になるのは3度目。アヤックス在籍時の2009-10シーズンにエールディヴィジ得点王(35ゴール)、リヴァプール在籍時の2013-14シーズンにプレミアリーグ得点王(31ゴール)となったが、どちらのシーズンも優勝は経験できなかった。
リーガ制覇と得点王を獲得したスアレスは、ヨーロッパの各国リーグで最も得点をあげたプレイヤーに送られるヨーロッパ・ゴールデンシューもほぼ確実に獲得すると見られている。スアレスは同賞を2013-14シーズンにクリスティアーノ・ロナウドとともに受賞しており、今シーズンも獲得すれば2度目となる。スアレスを脅かすのはナポリのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインしかいないが、ヨーロッパ・ゴールデンシューもスアレスの手元にやってくるのだろうか。