グアルディオラはレスターに勝てない? ティキ・タカが終わったスタイルとの声も

マンCで自身の哲学をもう1度証明できるか

マンCで自身の哲学をもう1度証明できるか

来季からマンCを率いるグアルディオラphoto/Getty Images

来季からマンチェスター・シティで指揮を執るジョゼップ・グアルディオラは、今一度ティキ・タカの有効性を証明しなければならない。グアルディオラはバルセロナを率いて世界を支配したが、近年はグアルディオラのスタイルがカウンターによって破られるシーンが何度もあった。

バルサでの最終シーズンとなった2011-12シーズンのチャンピオンズリーグでは準決勝で引きこもったチェルシー相手に敗れ、バイエルンを率いてからは3シーズン続けて準決勝で敗北。2013-14シーズンのUCL準決勝レアル・マドリード戦ではポゼッション率64%を記録したが、レアルはカウンターを武器にグアルディオラのサッカーを粉砕した。

さらに翌シーズンの準決勝では古巣バルサに完敗。バルサはグアルディオラ政権時よりも縦に速いサッカーを展開しており、今でもMSNを軸としたフットボールは世界最高のレベルにあると言われている。そして今季は準決勝でアトレティコ・マドリードに敗戦。アトレティコのポゼッション率は30%にも届かないものだったが、バイエルンは最後まで彼らを崩し切れなかった。
英『Daily Mail』はもうティキ・タカが終わったスタイルという見方もできると伝えており、来季から率いるマンCで成功を収められるか疑問視している。特に今季はポゼッション率が異様に低いレスター・シティが優勝し、グアルディオラの思うスタイルとは真逆のチームが注目を集めている。

同メディアはグアルディオラがもう1度自身の哲学が正しいことを証明する必要があると伝えているが、グアルディオラのフットボールはレスターをはじめとする激しいプレミアリーグのクラブ相手に通用するだろうか。世界最高の指揮官と言われた男に疑問の眼差しが向けられている。

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