マンCにとってペジェグリーニ政権は成功だったのか リーグ制覇、UCLベスト4は達成したが……

スーネス氏の見解は

スーネス氏の見解は

今季限りで退任するペジェグリーニphoto/Getty Images

今季限りでマンチェスター・シティの指揮官を退任するマヌエル・ペジェグリーニは、率いた3シーズンの間にリーグ制覇、国内カップ制覇、さらにはクラブ史上初となるチャンピオンズリーグベスト4進出を達成した。現在は来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に苦労しているが、果たしてペジェグリーニ政権は成功だったと言えるのだろうか。

英『Sky Sports』によると、かつてリヴァプールなどで指揮を執り、現在は解説を務めるグレアム・スーネス氏は来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得が1つのポイントになると考えている。同氏は出場権を逃すことは後退を意味すると語り、ペジェグリーニ政権が素晴らしい時間だったかは今季の終わり方で決まるとの考えを明かした。

「グアルディオラ招聘を宣言してからチームはネガティブになった。指揮官の力が弱まってしまったね。クラブは責任を取らないといけないよ。もしマンCが来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃せば、ペジェグリーニの3年間は良い時間だったとしか言えない。素晴らしい3年間だったとは言えないね。クラブはペジェグリーニ招聘時にイングランドの支配を望んでいたけど、そうはならなかった。チャンピオンズリーグ出場権を逃すことは、後退を意味するよ」
マンCは昨夏にケビン・デ・ブルイネ、ラヒーム・スターリングと目玉選手を獲得したが、リーグ戦ではまさかのレスター・シティの快進撃を許してしまった。チャンピオンズリーグではベスト4まで進んだものの、リーグ戦の成績は納得のいくものではない。これで来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃せば嫌な空気のままグアルディオラにバトンを渡すことになり、ペジェグリーニには悪いイメージがつくことになるだろう。

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