アルゼンチンやチリの代表監督を務めたマルセロ・ビエルサが、来シーズンからエスパニョールを率いる有力な候補として浮上している。
ビエルサ監督とエスパニョールの会談は1月から始まっていたと『COPE(スペインの大手ラジオ局)』の番組『Tiempo de Espanyol』が伝えており、現在ラージョで監督を務めるパコ・ヘメスやチリ代表監督を務めていたホルヘ・サンパオリも次期監督候補として挙げられているという。
ビエルサ監督は戦術マニアとして知られ、サッカーに異常な情熱を注ぐことから「エル・ロコ(狂人)」と呼ばれる。昨年夏に2014年から指揮を執ったマルセイユを突然辞任し、現在はフリー。リーガでは2011年から2013年までアスレティック・ビルバオの監督を経験し、1998年にはエスパニョールの監督を務めたこともある。ビエルサ監督はエヴァートンの監督候補にも挙げられているとされるが、再びスペインの地で指揮を執ることになるのだろうか。