長谷部のピンポイントクロスから先制 残留パワー発揮したフランクフルトがドルトムントを撃破

ドルトムント、堅固な守備に大苦戦

ドルトムント、堅固な守備に大苦戦

日本人対決は長谷部に軍配 photo/Getty Images

日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、ブンデスリーガ第33節で長谷部誠の所属するフランクフルトと対戦した。試合はフランクフルトの本拠地コンメルツバンク・アレーナで行われ、香川はトップ下で長谷部がボランチの位置で先発出場した。

2位ドルトムントと残留争いに絡む16位のフランクフルトの一戦。FWオバメヤンとFWアドリアン・ラモスを前線に並べる新布陣をテストしたドルトムントだったが、序盤はフランクフルトに押し込まれる展開となる。すると14分、ショートコーナーからMF長谷部が狙いすましたクロスを送り込むと、MFアイグナーが頭で合わせて先制に成功する。アイグナーは前節に続き2試合連続ゴールを記録する。

1点を追いかけるドルトムントは後半の立ち上がりからDFドゥルムに代えてDFソクラテスを投入する。圧倒的にボールを保持して攻めこむも、5バックぎみに守るフランクフルトの守備陣に苦戦し、ゴールをこじ開けることができない。こう着した状態が続いたドルトムントは65分、DFフンメルス、FWオバメヤンに代えてMFプリシッチ、MFカストロをピッチに送り出す。
だがその後もドルトムントはフランクフルトの守備網を最後まで崩し切ることができず、試合終了のホイッスルを聞く。その結果、粘り強く耐えたフランクフルトが1-0でドルトムントに競り勝った。アウェイ最終戦で黒星を喫したドルトムントはリーグ戦2位が決定。フランクフルトは残留に向け貴重な勝点3を手にした。

[メンバー]
フランクフルト:フラデツキ、ルス、アブラアム、長谷部、ジャクパ、オツィプカ、フスティ、カステグノス(→バルトシュミット 77)、レゼゲル、ベン=ハティラ(→チャンドラー 59)、アイグナー(→シュテンデラ 84)

ドルトムント:ビュルキ、ベンダー、フンメルス(→カストロ 65)、シュメルツァー、ドゥルム(→ソクラテス 45)、ムヒタリアン、ロイス、シャヒン、香川、オバメヤン(→プリシッチ 65)、アドリアン・ラモス

[スコア]
フランクフルト 1-0 ドルトムント

[得点者]
フランクフルト:アイグナー(14)

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