前節のチェルシー戦で優勝への希望を絶たれたトッテナムは、若さゆえの焦りからか終盤にチェルシーの選手と衝突してしまった。その結果ジエゴ・コスタの目を突いたとの理由でムサ・デンベレが6試合の出場停止処分を受けることになった。今季のトッテナムはデル・アリもラフプレイで出場停止処分を受けており、少々荒れた行為も目立つ。
これについてトッテナム指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノは、来季に向けた良いレッスンになったとポジティブに捉えており、相手の挑発にも冷静になる必要があると語った。英『Daily Mail』が伝えた。
「フットボールをしている者は誰しも勝ちたいものだ。時々はストレスを感じ、一線を越えてしまうこともある。ムサも分かっているよ。一線を越えたらアリのように代償を支払うことになるとね」
「タイトルを獲得するためには情熱が必要なんだ。我々は情熱を見せたよ。少々度が過ぎたけどね。でも、これをポジティブに捉えないといけない。これまでのトッテナムはソフトなチームだったからね。選手たちを誇りに思うよ。これは成長するための良いレッスンだったよ。タイトルを獲得するには、相手の挑発にも冷静でいないといけないよ」
今のトッテナムは非常に若いチームで、若さゆえにストレスが暴走してしまうケースも目立つ。今回のように出場停止者が続けばチームに穴ができることになり、選手たちは冷静にやり過ごすメンタルを身につける必要があるだろう。