「スマホやプレステの天才は現れるが、フットボールの世界では……」 伊サッカー界の低迷を嘆く“狂犬”

不満を吐露する元イタリア代表

不満を吐露する元イタリア代表

現在は監督としての道を歩んでいる photo/Getty Images

本気で戦っていた人間にとって、“本気ではない”人々の心情を理解することは難しいのかもしれない。魂をフットボールに捧げた男が、イタリアサッカー界に嘆きの言葉を残している。

かつてセリエAの名門ミランで超人的な守備的MFとして名を馳せ、数々のタイトルを獲得してきたジェンナーロ・ガットゥーゾ。現在はイタリア3部のピサで指揮を執る“狂犬”だが、同国のフットボールレベルが低下しているのは、突出したタレントが台頭しないからではなく、トレーニングへの向き合い方に起因すると考えているようだ。伊『Gazzetta dello Sport』がガットゥーゾのコメントを伝えている。

「現在ウチの選手たちは1週間に10時間のトレーニングを行っている。オランダでは1日10時間練習しているみたいだけどね。このご時世、スマートフォンやプレイステーションといったソーシャルな分野での天才は数多く誕生しているが、フットボールの世界における天才は現れていない」

近年著しい進歩を遂げているスマートフォンなどのソーシャルツールや、他国のトレーニング事情を引き合いに出し、同じような進歩がイタリアサッカー界には見られないと、ガットゥーゾは嘆いている。彼の現役時代にはアレッサンドロ・デル・ピエロやフィリッポ・インザーギ、そしてクリスティアン・ヴィエリといった世界的な名手がひしめき合っていた。そんな華々しい時代を知る男にとって、今のイタリアサッカー界は物足りなく映ってしまうのかもしれない。

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