未知なる領域UCLベスト4の戦いに思いを馳せるマンC指揮官「3年前は予選すら突破できなかった」

ステップアップを果たしてきたマンC

ステップアップを果たしてきたマンC

レアル戦に臨むペジェグリーニphoto/Getty Images

マンチェスター・シティにとってチャンピオンズリーグは苦い思い出がたくさん詰まった大会だ。今季は未知なる領域となるベスト4に駒を進めたが、恐らくクラブ上層部の考えではもっと早い段階でベスト4に入っておきたかったはずだ。しかしグループステージの組み分けに恵まれなかったり、決勝トーナメントでバルセロナと対戦するケースが続いたりと不運にも見舞われた。それでも彼らは着実に上を狙える実力を身につけてきたのだ。

英『Daily Mail』によると、指揮官マヌエル・ペジェグリーニもベスト4まで駒を進めたクラブの進歩を喜んでおり、このままの勢いでUCL制覇を狙いたいとコメントした。

「今季のUCLを制したいね。私にとってチャンピオンズリーグを制することは非常に重要だ。なぜなら、今まで誰1人ここでUCLを制した者はいないのだから。マンCは大きな進歩を遂げてきた。3年前は予選すら突破できなかったし、1勝もできなかった。でもその次のシーズンには15ポイントも獲得して2位でグループを突破した。その次はもっと難しかった。ローマやバイエルン相手に勝ったのだからね」
「そして今年はグループを首位で通過し、PSGだって倒した。今からは準決勝さ。この前進は私にとって非常に大きなものだったと思う。もちろん、今季UCLを制したからといってこのクラブのプロジェクトが終わるわけではないけどね」

マンCは準決勝でレアル・マドリードと対戦することになっており、苦しい試合展開になることが予想される。クラブにとって準決勝は初めて味わう空気だが、マンCは意地を見せられるだろうか。

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