本田はもはや3番手以下!? 監督がミランの10番をスルーして選んだ“2人のティーンエイジャー”とは

指揮官にとっては構想外?

指揮官にとっては構想外?

またも出番無しの本田 photo/Getty Images

こうも序列が下がるとは誰も想像すらしていなかった。イタリアセリエAのミランでプレイする日本代表MF本田圭佑は今、大きな苦難の時を迎えている。

今季のリーグ戦で6位と低迷するミランは21日にホームで格下カルピと対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。クリスティアン・ブロッキ新監督は初陣に続きこの試合でも[4-3-1-2]を採用。気になるトップ下の位置には、シニシャ・ミハイロビッチ前政権下において“失格”の烙印を押されていたガーナ人MFケビン・ボアテングが選ばれ、ブロッキのお気に入りであるジャコモ・ボナベントゥーラはインサイドハーフを務めることに。つまりはこういうことだ。普段はボナベントゥーラがトップ下の一番手で、同選手がインサイドハーフへ下がる場合は、ガーナ人がその役割を引き継ぐ。

では本田圭佑の役割とはどのようなものになるのだろう。彼は“3番手”としてボアテングの疲労が溜まるのを座って待て、ということか。いや、それすらまだ“甘い考え”なのかもしれない。カルピ戦の後半17分、本田は絶望しただろう。同試合でなんら効果的なプレイを披露できなかったボアテングを下げ、ブロッキ監督がピッチに投入したのは19歳のMFホセ・マウリだった。昨夏にミラン入りしたばかりのこのアルゼンチン出身の若手プレイヤーは、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長が“大好きな”イタリア国籍を保有している。また後半42分にMFアンドレア・ポーリに代わってピッチに立ったのも、18歳のイタリア人MFマヌエル・ロカテッリだ。

先日、一部メディアはベルルスコーニ会長の“イタリア人化計画”が進行中だと報じていたが、日本のレフティーはその煽りを最も受けている選手なのかもしれない。ボアテングとのトップ下争いに敗れたショックなど、いまや遠い昔の話か。つい数週間前までミランにしかるべきバランスをもたらしていた10番は今、“ティーンエイジャー”の成長を椅子に座りながら眺めている。

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