PK獲得技術は天下一品 レスターと同じ11本のPKを獲得しているセリエAの意外なクラブとは

今節ではローマが餌食に

今節ではローマが餌食に

ローマ戦でPKを決めたベロッティphoto/Getty Images

プレミアリーグで首位を走るレスター・シティとセリエAで11位のトリノには、PK獲得数が多いという共通点がある。トリノは20日のローマ戦で、FWアンドレ・ベロッティがクロスの競り合いでローマDFコスタス・マノラスのファウルを誘ってPKを獲得。ベロッティも巧みにアピールし、主審は少し時間をおいてPKの笛を吹いた。マノラスは驚いたような表情をしていたが、この場面ではベロッティが上手くアピールしたといえる。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、トリノはこれが今季リーグ戦11本目のPKだった。これはセリエAトップの数字で、プレミアリーグ首位のレスターと同じ本数だ。先日のウェストハム戦ではレスターFWジェイミー・バーディがペナルティエリア内で相手DFと接触して転倒したプレイがシミュレーションと判定されたことが議論を呼んだが、彼らは巧みにPKを獲得してきたのだ。PKを獲得するのも立派な技術で、ベロッティとバーディもストライカーとして貪欲に得点を狙っているのだ。

なお、今季最も多くのPKを獲得しているのはバルセロナで、彼らは16本獲得している。バルサにもルイス・スアレス、ネイマールと審判にとってはクセのあるFWが揃っており、彼らも巧みに相手DFのファウルを誘ってくる。トリノの場合 はPK獲得の多さが順位に繋がっていないものの、今後彼らと対戦するチームはペナルティエリア内での対応に気をつけるべきだろう。

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