本田に付け入る隙はないのか バッカとボナベントゥーラのコンビがB&Bと呼ばれる

ミランにもユニットが出来上がったか

ミランにもユニットが出来上がったか

サンプドリア戦で出番が無かった本田photo/Getty Images

シニシャ・ミハイロビッチに代わってミランの指揮を執るクリスティアン・ブロッキは、初陣となったサンプドリア戦を1-0で制した。何よりこの試合で注目されたのはシステム変更だ。ミハイロビッチが採用していた[4-4-2]からシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長の好む[4-3-1-2]に変更され、トップ下のあるシステムが復活することになった。

日本のサッカーファンとしては本田圭佑にトップ下でプレイしてもらいたいところだったが、ブロッキはイタリア代表のジャコモ・ボナベントゥーラをチョイス。そのボナベントゥーラはカルロス・バッカの得点を見事にアシストし、指揮官と名誉会長が求めるトップ下の役割を果たして見せた。

『Bleacher Reports』もボナベントゥーラの働きを絶賛しており、ミハイロビッチのチームが苦しんでいたチャンスメイクの部分で違いを作ったとボナベントゥーラの能力を評価している。
また、センターフォワードに入っているバッカとトップ下のボナベントゥーラが新たなユニットになりつつある。ボナベントゥーラは今季8アシストを記録しているが、そのうち5つがバッカへのアシストだ。バッカとボナベントゥーラを合わせてB&Bコンビと呼ぶ動きもあり、2人はブロッキ政権下のチームの象徴的存在となるかもしれない。

本田にとっては苦いスタートとなってしまったが、ここからB&Bコンビを崩せるだろうか。

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