毎回同じことを言っているような……ミランCEO「ブロッキには来年もやってほしいね」

長期政権が築けないミラン

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またも指揮官交代に踏み切ったミランphoto/Getty Images

今回もミランは我慢することができなかった。守備的との批判もありながらチームを戦える集団へと変えたシニシャ・ミハイロビッチを解任し、新指揮官にクリスティアン・ブロッキを招聘したのだ。シーズン終了まで待ってもよかったように思うが、アドリアーノ・ガッリアーニCEOはチームに何かが欠けていると感じていたようだ。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、同CEOはユヴェントスに敗れてから指揮官交代についての話を進めてきたことを明かし、最終的にブロッキに任せる判断を下したと説明。また、ブロッキには今季限りではなく長期間ベンチに座ってもらいたいとも語った。

「指揮官交代がミランにとって良いことになるのかを、ユヴェントス戦に敗れてから私と会長の間で話し合った。我々は互いに意見を述べ、最終決定に達したんだ。我々はブロッキがチームを改善してくれると判断し、彼に仕事を任せることにした。ミハイロビッチは良い仕事をしてくれたが、我々にはもっと他の何かが必要だったんだ。我々は来年もブロッキに指揮官を務めてほしいと考えているよ」
ガッリアーニCEOはブロッキに長くチー ムを任したいと語ったが、当然今季の残り試合で良い結果を出せばの条件付きだ。新指揮官に結果を求めるのは酷なようにも思えるが、それがミランのやり方だ。近年は我慢できずに繰り返し指揮官を代えてきたが、今回のブロッキはいつまで持つだろうか。

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