現在、ヨーロッパでは指揮官戦国時代といっても過言ではないくらい、クラブ指揮官の激しい交代劇が行われる。特に近年のプレミアリーグはそれが顕著に表れている。そんな中、現地時間5日に英紙『Daily Mail』は、常に解任というリスクを背負っているプレミアリーグの指揮官たちがどのくらいの年俸をもらっているのかを報じた。
ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ):1500万ポンド(来季就任)
アーセン・ヴェンゲル(アーセナル):830万ポンド
ルイ・ファン・ハール(マンチェスター・ユナイテッド):730万ポンド
ユルゲン・クロップ(リヴァプール):700万ポンド
アントニオ・コンテ(チェルシー):650万ポンド(来季就任)
ラファエル・ベニテス(ニューカッスル・ユナイテッド):400万ポンド
マウリシオ・ポチェッティーノ(トッテナム・ホットスパー):350万ポンド
サム・アラダイス(サンダーランド):300万ポンド
スラヴェン・ビリッチ(ウェストハム):300万ポンド
ロベルト・マルティネス(エヴァートン):300万ポンド
トニー・プリス(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン):200万ポンド
レミ・ガルド(アストン・ヴィラ):200万ポンド(3月29日解任)
ロナルド・クーマン(サウサンプトン):200万ポンド
アラン・パーデュー(クリスタル・パレス):150万ポンド
クラウディオ・ラニエリ(レスター・シティ):150万ポンド
フランチェスコ・グイドリン(スウォンジー・シティ):100万ポンド
キケ・サンチェス・フローレス(ワトフォード):100万ポンド
マーク・ヒューズ(ストーク・シティ):100万ポンド
アレックス・ニール(ノリッジ・シティ)75万ポンド
エディ・ハウ(ワトフォード):75万ポンド
プレミアリーグで一番高額な年俸が支払われている指揮官は、来季から自身初のプレミアリーグでマンチェスター・シティのタクトを振るうジョゼップ・グアルディオラであった。その年俸額は1500万ポンドにも及んでおり、どれだけマンチェスター・シティがグアルディオラに期待をしているかが伺えるだろう。またグアルディオラ同様、来季から新たにチェルシーで指揮を執るアントニオ・コンテは、オプションとしてチャンピオンズリーグ制覇で500万ポンドのボーナスが設定されている。だが年俸は650万ポンドとグアルディオラの半分にも及ばなかった。現在首位を走るレスターの指揮官クラウディオ・ラニエリに至っては、年俸はわずか150万ポンドであり、なんとグアルディオラの来季の年俸の10分の1だ。
年俸に見合った結果が求められる監督業。だからこそ、彼らは生き残りをかけた戦いに常に必死になるのだろう。