指揮官が代わろうとも10番本田の重要度は変わらない 伊紙が来季のミランを本田に託す

これほど頼れる10番は他にいないか

これほど頼れる10番は他にいないか

10番として信頼される本田 photo/Getty Images

日本代表MF本田圭佑は本当にミランの10番にふさわしい男なのか。こんな疑問を持つ者は昨季に比べるとかなり減っただろう。それだけ今季の本田は素晴らしいシーズンを過ごしており、いつの間にかチームに欠かせないキーマンとなっている。

それはデータにも表れており、今季の本田は昨季よりも攻撃面で多くの違いを作り出している。現在本田は51本のクロスを蹴っているが、昨季は39本だ。本数に大きな違いはないが、本田のクロスは今のミランにとって重要な武器になっている。また、チャンスメ イクの数は昨季の24回に比べて今季はすでに32回を記録しており、ただサイドを上下動しているだけではないことがよく分かる。

この活躍を伊『Gazzetta dello Sport』も賞賛しており、来季の本田はこれまで以上に重要な存在になると早くも来季のミランを引っ張る存在と期待されている。ミランは今季終了後に指揮官シニシャ・ミハイロビッチが解任される可能性が噂されており、後任にはサッスオーロを率いるエウゼビオ・ディ・フランチェスコの名前が浮上している。しかし同メディアは、指揮官が代わろうとも本田がミランにとって重要な存在であることに変わりはないと主張。ディ・フランチェスコは[4-3-3]のシステムを採用することが多いが、本田はそのシステムでも戦えるとサイドのプレイが板についてきたと評価している。
仮にミハイロビッチが残留した場合は今と同じ役割を担い、指揮官がディ・フランチェスコに代わっても本田が主役で あることに変わりはない。日本代表のエースはイタリアで絶対の信頼を受けている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ