[U-23日本代表]華麗な連携プレイから南野が追加点 強豪メキシコに競り勝ち自信を掴む白星

中島ミドルで開始早々にスコアを動かす

リオデジャネイロ五輪に出場するU-23日本代表は25日、国際親善試合でU-23メキシコ代表と対戦した。

AFC U-23選手権を制しアジアのチャンピオンとなった日本と、2012ロンドンオリンピック覇者のメキシコとの一戦。日本代表は柏レイソルのGK中村航輔、ドルトレヒト(オランダ2部)のファン・ウェルメスケルケン・際が先発で出場した。AFC U-23選手権では[4-4-2]の布陣でいたが、リオ五輪を見据える強化試合のメキシコ戦では、中島翔哉をトップ下で起用する[4-2-3-1]の布陣にトライした。

序盤から積極的にプレスを仕掛けた日本代表が、主導権を掴み開始早々にスコアを動かす。1分、左サイドからのボールを受けた中島が、ボックス内に侵入しミドルシュート放つ。ボールは相手DFに当たりGKの頭上を越えゴールに吸い込まれた。さらに33分、日本がカウンター攻撃から追加点を重ねた。ハーフウェイライン付近で遠藤がボールを奪取すると、ボールを拾った中島が前線の久保へ縦パスを送る。これを久保がヒールですらせて南野へつなぐと、ワントラップからシュートを放ちゴールに流し込んだ。日本代表は連携した3人目の動きで2点目を奪取した。
守備から攻撃への素早い切り替えを見せた日本が、強豪メキシコから2点をリードして迎えた後半。メキシコの猛攻を受ける時間が続く。すると69分、折り返しのクロスを受けたFWブエノがボックス内でシュートを放つ。一度は、日本代表DFが身体でブロックするも、こぼれたボールを自ら左足で蹴り込んでゴールネットを揺らし、1点差に迫った。

だが、メキシコの反撃も一歩及ばず。猛攻をしのぎ切った日本代表が2-1のスコアでメキシコに勝利を収めた。

[出場メンバー]
GK:中村
DF:ファン・ウェルメスケルケン・際(→小泉 70)、岩波(→奈良 46)、植田、亀川
MF:遠藤、原川(→金森 55)
MF:豊川(→井手口 46)、中島(→関根 70)、南野(→鎌田 65)
FW:久保

[スコア]
U-23日本代表 2-1 U-23メキシコ

[得点者]
U-23日本代表:中島(1)、南野(33)
U-23メキシコ:ブエノ(69)

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