「スパレッティの振る舞いには失望した」 元ローマ指揮官がスパレッティを痛烈批判

ベテラン2人の扱いに不満

今季途中からローマに復帰した指揮官ルチアーノ・スパレッティは、チームを戦える集団に修正するのと引き換えに大ベテランのフランチェスコ・トッティと衝突するという厄介な問題を生み出してしまった。

トッティはベンチ生活が続く現状に納得しておらず、今季終了後にクラブを去るシナリオも浮上している。この事態に不満を抱いているのが元ローマ指揮官のカルロ・マッツォーネ氏だ。伊『Football ITALIA』によると、マッツォーネ氏はトッティのみならずダニエレ・デ・ロッシの扱いにも問題があると激怒しており、長年チームを支えてきたレジェンド2人に対してリスペクトが足りないとスパレッティのやり方を批判した。

「私はスパレッティのトッティとデ・ロッシの扱い方が好きじゃない。よくないやり方だよ。私は失望しているし、これを受け入れることはできない。彼らはもっとリスペクトされるべきだ。トッティもデ・ロッシもクラブのシンボルだからね。スパレッティの振る舞いには失望したよ」
どんな名選手にもいつかはキャリアの終わりがくるものだが、トッティやデ・ロッシのように長年クラブを支えてきた選手にはこれまでの功績にふさわしい花道が用意されるべきだろう。先日にはトッティに続いてデ・ロッシも2017年でクラブを去ると決断したと報道されたが、ローマのレジェンド2人が立て続けにクラブを去ることになるのだろうか。少なくとも今のまま別れるのはチームメイト、サポーター、そして本人たちもすっきりしないはずだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ