シメオネに続いてアッレグリとも衝突するか マンジュキッチがバイエルン戦の采配に不満

古巣相手に先発したかったマンジュキッチ

16日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、バイエルン対ユヴェントスの一戦ではユヴェントスのFWの人選に注目が集まった。ここまで絶対的エースとして君臨してきたパウロ・ディバラの欠場が決定していたからだ。貴重な得点源を失った指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは、最前線にアルバロ・モラタを起用し、ベンチにマリオ・マンジュキッチとシモーネ・ザザを残すやり方を選択した。

結果的にモラタのスピードはバイエルンの守備陣を苦しめること になり、アッレグリの采配は当たったと言えるだろう。しかし、この判断に納得していなかったのがマンジュキッチだ。伊『Calciomercato』によると、マンジュキッチはなぜ古巣バイエルン相手にスタメンで出場できないのかと不満を抱えていたようで、アッレグリに対して異議を唱えていたという。

アッレグリは後半27分にモラタを下げてマンジュキッチを投入したが、同メディアはマンジュキッチが明らかにイライラしていたと伝えている。しかもモラタとマンジュキッチの交代は何も生み出さなかったと批判を浴びており、アッレグリは交代策を誤ってしまった感がある。
マンジュキッチはこれまでも起用法など様々な事柄で指揮官と衝突してきた過去があり、アトレティコ・ マドリードでもディエゴ・シメオネとの間に問題があったと言われている。今回アッレグリのモラタ起用は当たっていたが、マンジュキッチは今回の一件でまたも指揮官に不満を溜め込んでいるのかもしれない。

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