バイエルンで輝きを増す19歳コマン ジョーカーとして欠かせぬ存在に

「1分でも違いを作ってみせる」

弱冠19歳のキングスレイ・コマンがバイエルンで自身の価値を上げ続けている。

チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、2点ビハインドのユヴェントス戦で投入されると、試合終了間際にミュラーのゴールをアシストし、ダメ押しとなる4点目も決め、逆転劇に大きく貢献している。

英『Daily Mail』で「僕は違いを作れる選手なんだ。たとえ1分であってもね」とコメントし、ジョーカーとして起用されても結果を残すことに自信を示した。
2年のレンタルという契約でコマンを獲得したバイエルン。それにかかった費用はわずか700万ユーロであり、クラブのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長も「間違いなく大成功の移籍だった」と喜んでいる。また、決して少なくない出場機会を与えているジョゼップ・グアルディオラ監督も「彼は素晴らしいプレイを続けている」と評価した。

所属元であるユヴェントスを敗退に追い込んだことにもコマンは「別に後悔はないね。僕は今バイエルンでプレイしているし、ここで幸せだからね」とバイエルンへの忠誠を誓った。

コマンのレンタル移籍には買い取りオプションもついており、その場合には2100万ユーロが必要になる。この調子で活躍を続ければ、バイエルンはまったく迷うことなく、この金額を支払うことになるだろう。

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