女子のサッカーを変えた なでしこ佐々木則夫監督が退任会見「自分自身は満足」

「なでしこスタイル」を築き上げた

「なでしこスタイル」を築き上げた

3月10日に退任を発表していた佐々木監督 photo/Getty Images

18日、JFA(日本サッカー協会)は、女子日本代表(なでしこジャパン)の佐々木則夫監督の退任会見を行った。

なでしこジャパンは3月に行われたリオデジャネイロオリンピックに向けたアジア最終予選で敗退。JFAは、佐々木監督が10日付けで退任したことを発表していた。

会見に出席したJFAの大仁邦彌会長は退任の経緯について「オリンピック予選が終わりまして、3月10日に佐々木監督の方から報告の後に、『責任をとって辞任したい』という申し入れを受けました。そのあと、日本サッカー協会の理事会に報告し、正式に辞任が決まりました」と語った。佐々木監督について「なでしこスタイル」を築き上げ「なでしこのサッカーを世界で戦えるようにした。女子のサッカーを佐々木監督が変えた」とし、貢献が大きかったと明かした。

佐々木監督は2008年に女子日本代表の監督に就任。2008年に北京五輪で4位の結果を残すと、2011年にドイツで行われた女子ワールドカップで優勝を果たす。その後、2012年ロンドン五輪で銀メダル、2015年カナダワールドカップで準優勝を獲得するなどの輝かしい実績を残した。

佐々木則夫監督は監督として過ごした8年間を振り返り、「選手たちと、サッカー協会とともに世界を目指して仕事をできたこと、そして、これまでのなかで世界と戦えて、結果もある程度出て、未来へ向けられたこと、最終的には大切なリオ五輪の結果に至りませんでしたけれども、僕自身は満足し、かつ充実した11年間をサッカーの指導者として経験できたことは僕の大きな宝物」だと語った。

また自身の今後について「この先、どの様な道に進むかは分かりませんが、いずれにしても、この経験がさらに良い経験となって、次のステップ、自分自身の人生の1つになると確信して、新たなステージに向けて頑張っていきたい」とコメントを残している。

佐々木監督の退任で女子サッカーにおける一つの時代が終わりを迎えた。女子サッカーが新たな時代に突入することになるが、佐々木監督は最終戦となったアジア最終予選の北朝鮮戦後にサポーターに向けて「新たななでしこジャパンをぜひ後押ししてください。よろしくお願いします」と今後のサポートを求める気遣いも見せていた。

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