岡崎に得点力を求めるハリル「レスターでは守備的MFもしくはセンターバック」

守備的なFWからの脱却

JFA(日本サッカー協会)は17日、ロシアW杯に向けたアジア2次予選のアフガニスタン代表戦、シリア代表戦に臨む日本代表メンバーを発表。レスターでジェイミー・バーディと並んで2トップで起用され続けている岡崎慎司もメンバー入りを果たした。

イングランドプレミアリーグでサプライズを起こし、首位を快走するレスター。岡崎は年明けのトッテナム戦以降、常に先発起用されている。レスターでは前線から相手の守備的MFやセンターバックに果敢にプレスを仕掛けて相手の攻撃を遅らせ、レスターの守備に大きく貢献している。だが、ヴァヒド・ハリルホジッチはA代表ではFWとして得点を奪うことを求めている。

「彼には冗談を言うのだけど、『レスターにいるときは守備的MFだね。もしくはセンターバック。A代表では違うよ』と。岡崎にはA代表ではレスターとは全く違う役割を要求する。このチームでやって欲しいことはたくさんある」
2次予選では6試合を終えた時点で、最も得点をあげているのは5ゴールを記録する本田圭佑。指揮官のハリルホジッチは「本田以外に点のとれるFWを我々は見つけなければいけない。A代表はもっと点をとれる選手を望んでいる」とコメント。岡崎は2次予選では3得点をマークしているが、求められているものは大きい。

そしてハリルホジッチは岡崎に対して「こんなに頑張る選手は、私のサッカー人生でも稀な選手。自分ことだけでなく、チームのことを考える選手というのは稀だと思う。本当に素晴らしい模範となる選手だ」と称えている。ニューカッスル戦では華麗なオーバーヘッド弾を決め、欧州のスポーツニュースを席巻した岡崎。このゴールをきっかけに得点を量産していくのだろうか。

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