浦和指揮官が広州恒大と中国リーグを語る「投資に見合った結果が出るとは限らないのがサッカー」

昔のJリーグに似ている!?

16日に広州恒大と対戦する浦和レッズの指揮官ミハイロ・ペトロヴィッチが同試合の意気込みを語っている。15日に行われた前日会見の様子をクラブ公式サイトが伝えた。

グループステージ2試合を終えて1勝1敗でグループ2位につける浦和が、最下位に沈む前回王者のホームスタジアムに乗り込む一戦。前日会見に出席した浦和ペトロヴィッチ監督は、今冬に大型補強を敢行した対戦相手、そして数多くのスタープレイヤーが在籍する中国リーグに対し、「日本でJリーグが始まった頃と同じような状況ではないかと思います」とコメント。「当時の日本では、ジーコ、レオナルド、ドゥンガ、リネカー、ストイコビッチなど、世界的な選手がプレイしていました。彼らがJリーグでプレイしたときの状況と似ているのではないでしょうか」と語った。また同氏は、大金をかけながらもACLグループステージでは2節を終えて1ポイントに留まっている広州恒大について言及している。

「投資に見合った結果が常に出るとは限らないのがサッカーです。ただ、まだ始まったばかりです。これからも戦いは続いていきます。今後どうなるかは誰にもわからないでしょう」
「欧州のメディアの報道では、今、広州は世界一お金持ちのクラブと評価されています。広州は資産価値が非常に高いチームだと、欧州では見られています。サッカーに携わる者として、対戦する相手がどういうチームなのかは知っておかないといけません。そういう資産価値のあるチームと対戦するのです」

「ホームで戦うチームのこれまでの結果が良くないと、このような記者会見では非常に緊張感があります。明日負けたらどうなるかということで、ホーム側のメディアの方々にとって、緊張感が高い今日の会見の場だと思いますけど、私はこういう雰囲気を少し和らげたいと思って、笑いを誘うようなことを話しました。サッカーは真剣な戦いですが、戦争ではありません。スポーツマンとして正々堂々と戦う場だと思っています」

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