コンテはチェルシーの第一候補ではなかった!? 元チリ代表指揮官「チェルシーは私をファーストチョイスだと言った」

アブラモビッチ氏のファーストチョイスは……

来季からチェルシーを率いる可能性が高くなっている現イタリア代表監督のアントニオ・コンテは、その厳格な姿勢からモウリーニョ2世とまで呼ばれている。チェルシーにとってぴったりの指揮官に思えるが、チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏にとってコンテは2番手に過ぎなかったのかもしれない。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、チリ代表などで指揮を執ったホルヘ・サンパオリがアブラモビッチ氏のファーストチョイスだったという。サンパオリはコンテやモウリーニョと同じ情熱的な指揮官で、チリ代表を率いてコパ・アメリカ2015も制している。

サンパオリはアブラモビッチ氏と会ったことを明かし、コンテよりも自身の方が優先順位が上だったとコメントしている。
「私はチェルシーのオーナーと会った。その時にオーナーは私がファーストチョイスだと言ったんだ。私は新監督になるところだった。でも、それからアントニオ・コンテが登場した。私とコンテの争いになったんだ。私は英語力を改善するために時間を必要としていたが、この手のクラブは時間をくれないからね」

「もちろんプレミアリーグは世界のベストリーグだ。指揮を執ってみたかったけど、それは実現しなかった。残念だよ」

サンパオリもチェルシーの指揮官候補に挙がっていた人物だったが、ここ最近はユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリとコンテの一騎打ちのような格好となっていた。欧州のサッカーを知っている点ではコンテやアッレグリの方が信頼しやすいが、ベンチから飛び出して感情を爆発させるサンパオリがチェルシーを率いても面白かったかもしれない。

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