自身への批判に反論するファン・ハール「負傷者を盾にしたいわけではないが……」

ベストメンバーを組めない難しさをアピール

10日に行われたヨーロッパリーグ・リヴァプール戦に0-2で敗れたマンチェスター・ユナイテッドは、指揮官ファン・ハールに批判が集中している。この日のマンUは同じリーグのライバル相手に何もすることができず、クラブOBのポール・スコールズ氏やリオ・ファーディナンド氏からも批判の声が挙がっていた。

しかし英『Daily Mail』によると、指揮官ファン・ハールはベストメンバーを組めない中で3つのコンペティションに残っていることを評価すべきと反論した。

「私の哲学? 働くことだよ。我々はまだ3つのコンペティションを戦っている。他の指揮官だって3つのコンペティションを戦っている者はほとんどいないよ。我々がどうやって戦っているのかを見ないといけない。我々は多くの選手を失っているし、その状況で3つのコンペティションを戦うのは難しいことだ。別に負傷者を盾にしたいわけではないが、私は毎試合同じメンバーを組むことができていない。プレミアリーグの指揮官がローテーションするのは当然のことだが、私の場合は負傷者が原因でローテーションしているんだ」
「ミルティランに敗れたときもプレッシャーがかかっていたが、我々はそこから立ち上がって次のラウンドへ進出した。リヴァプール相手にだって可能さ。我々にはまだチャンスが残っているし、最後まで信じないとね」

負傷者が多い中でもファン・ハールは若手を上手く起用し、リーグ戦でも何とか順位を上げてきた。今回のリヴァプール戦では結果が出なかったが、自身の仕事を評価してほしいとの気持ちもあるのだろう。2ndレグでリヴァプール相手に逆転劇を演じるのは難しいミッションだが、ミルティラン戦に続いてオールド・トラッフォードのサポーターを喜ばせることができるだろうか。

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